About the Work
作品について

ある日 、 ぼくに届いた手紙には「なりたい自分になる魔法おしえます」とだけ書かれていた。
手紙にみちびかれて向かった先は、母校の小学校。
そこで待っていたのは同級生でもなく、恩師でもなく、もちろん初恋の相手でもなく、なんと校庭に立つ“二宮金次郎像”だった!
ぼくはなぜ母校に呼ばれたのか?
金次郎像が僕に伝えたかったこととは?
そして「 なりたい自分になる魔法」とは ?
いつも、いつまでも「あるのが当たり前」だと思っていた学校、仕事、 家族、そして自分自身に向き合った時、本当に大切なものが見えてくる…。
夢を描く子供に、夢に向かう青年に、夢を忘れた大人に送る、楽しくも、ちょっぴり切ないものがたり。
History
作品のあゆみ
[2019年:閉校記念事業として舞台版を製作。]
2019年、出演者・武者真由の母校の閉校が決まり、146年の歴史を持つ小学校の最後の事業として「子どもたちの記憶に残る企画を!」という学校と保護者からの熱い思いから製作を開始しました。小学校の体育館を舞台に、学校にある机や跳び箱などを大道具に、俳優の声と生ピアノ、そして観客の想像力で、たった一度の上演は終了しました。後日、閉校と共に撤去される予定だった金次郎像はこの作品がきっかけで、記念碑の横に移設され、今も町の人を見守っているそうです。
[2021年:新しい挑戦で、何としても届ける!!]
2020年、多くの「当たり前」が崩れました。
演劇も同じで、我々も「舞台」という主戦場をなくしました。ほどなくして「配信」という形が定番となりましたが、もっと自分たちらしい形で作品をつくり、たとえ画面越しであっても目の前にいるかのように届けられないかと試行錯誤して、ようやく辿り着いたのが「映像で見る演劇」という形です。
「舞台で演じている様子を撮影し、それを上映するんでしょ?」と、多くの方は想像されますが、今作はその想像を良い意味で裏切れると思います。イラストや映像効果など、普段の自分たちの演劇にはない手法を用いながらも、最後は「どれだけ舞台と客席の一体感を生み出せるか?」その一点に集中して製作に取り組みました。
2021年2月、迎えた初上映会。
終演後の感想は「演劇の新しい可能性を感じた」「久しぶりに演劇を楽しめた」「これからもたくさんの人に届けて欲しい」など年代問わず好評をいただきました。
「エンタメは自宅でひとりで楽しむもの」という流れに逆行するように、これからも全国のホール、映画館、学校などでの「上映会」というスタイルにこだわり、同じ時間、同じものをみて「あーだこーだ」と語り合い、再びホールに人のにぎわいが戻ってくる、そのきっかけに一役買いたいと本気で思っています。

Reviews
観劇後の感想
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きんじろうさんのうたがすごかったです。げきがとてもおもしろかった。(小1)
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げきを見て小学校のことはわすれたくないとおもいました。心にのこるげきをありがとう。(小2)
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にのみやきんじろうさんのやくが、わらいがとまらないくらいおもしろかったです。(小3)
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今回の「なりたい自分になるまほう」のげきは、一生忘れないようにしたいです。(小4)
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少しおちょうし者な金次郎だけど、金次郎の言葉は大切なことを教えてくれているようでした。(小5)
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場面で変わるピアノの音色も演技の迫力もすごくて、ずっと見ていたかった。(小6)
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私も失敗で「もうだめ」と思うけど「あきらめちゃだめ!」と勇気をもらい、泣ける作品でした。(小6)
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夢がない自分と重ねて見ていたけど、金次郎の言葉で少し気持ちが楽になった。(中学生)
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これから社会に出る自分としてハッとさせられる事が多かった。卒業前に観れてよかった。(高校生)
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映像と舞台のいいとこ取りという感じ。めまぐるしく場面が変わるのが凄かった。(20代)
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自分たちが育ったこの校舎を未来に残していきたいと強く思った。(30代)
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映像ということを忘れるくらい前のめりで見ていた。小学校の頃を思い出して涙が出た。(40代)
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映画と違い出演者がまるですぐそこにいるようだった。舞台版も映像版もまた見たい!!(40代)
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少し敷居の高いイメージのある演劇を楽に感じさせる事ができる新しい試みだと思った。(50代)
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期待以上の作品。どんな状況であっても感動を届ける手法として高い可能性を感じた。(50代)
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演劇が困難な時、素晴らしいアイデア。セリフひとつひとつが意味のあるもので響いた。(60代)
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忙しい毎日で忘れていた母校で過ごした大切な時間を思い出させてくれてありがとう。(60代)
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教員として普段児童たちに伝えたいメッセージがこの作品の中にすべて込められていた。(20代)
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演劇で伝えるからこそすんなりと受け入れられる。教育に携わる身としてとても勉強になった。(30代)
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予想を遥かに超えた内容でびっくり。子どもから大人まで多くの人に見せたいと思った。(40代)
Cast /Staff
キャスト/スタッフ
出演:武者真由、市村啓二
ピアノ演奏:中島健作
脚本・演出:市村啓二
音楽:中島健作
主題歌:「忘れないよ」作詞・作曲・歌/中島健作
メインイラスト:武者真由